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曲げわっぱ

曲げわっぱ弁当箱の「選び方」と「お手入れ方法」

日本の伝統工芸品である大館の「曲げわっぱ」。憧れはあるけれど、天然木ゆえにお手入れが大変そう、、というイメージがあるかもしれません。

今回は、曲げわっぱの選び方とお手入れの方法を詳しくご紹介します。

曲げわっぱの魅力

曲げわっぱとは、杉などの薄い木を曲げて作った容器のことです。

約400年の歴史を誇る秋田の伝統工芸品「大館の曲げわっぱ」は全国的にも有名で、根強いファンを持つ人気の商品です。

曲げわっぱ

人気の秘訣は、秋田杉の美しい木肌と木目、そして心地よい木の香りにあります。

秋田杉は、木目が細かく、伸び縮みが少ないため狂いが生じにくいとされており、曲げわっぱに最適な特性を持っています。さらに、湿度を調整してくれるため、冷めたご飯も固くならず美味しくいただけます。

曲げわっぱの選び方

曲げわっぱの選び方には、3つのポイントがあります。

1. 形・デザインで選ぶ

小判型

小判型

1番人気のスタンダードな形で、ご飯とおかずのバランスが取りやすく詰めやすいです。

丸型

丸型

丼ものにおすすめの形で、きれいに詰め合わせることで写真映えするお弁当が作れます。

はんごう型

はんごう型

曲線が可愛く、デザインにこだわりたい方におすすめの形です。

スリム型

スリム型

スタイリッシュで、カバンにすっきりと収まりやすいです。

2. 素材(塗装)で選ぶ

曲げわっぱには、3種類の塗装加工があり、塗装によってお手入れの仕方も異なります。

白木(無塗装)
白木は吸湿性が特に高く、最高の材質で素材本来の美しさがあります。一方、油やソースなどが染みやすく、洗剤が使えないこと、乾きにくいなどお手入れには手間がかかります。曲げわっぱの扱いに慣れた方にオススメです。

漆塗装
漆塗りの曲げわっぱは、耐久性に優れているので丁寧に手入れをすれば何十年も使用することができます。また油や水分が染み込む心配がなく、洗剤で洗えます。ただ、価格がものによっては高価になります。

ウレタン塗装
使いやすく機能的な「ウレタン塗装」。木の表面をウレタン樹脂でコーティングした曲げわっぱは、使用後は洗剤で洗い乾いた布で拭き取るだけです。油分が染みこまず、木目の美しさも楽しむことができ、お手入れも簡単なので曲げわっぱを初めてお使いの方にもオススメです。

 

3. サイズ(容量)で選ぶ

曲げわっぱお弁当箱の大きさの目安は以下の通りです。

●200cc~400cc:園児~小学生未満

●400cc~600cc:小学生

●600cc~800cc:中学生女子、一般女性

●700cc~900cc:中学生男子、一般男性

曲げわっぱのお手入れ方法

曲げわっぱは、基本的に食洗機に対応していません。塗装によりやや違いはありますが、手で洗って布で拭き取ることが基本のお手入れ方法となります。

●無塗装:2分~3分程、ぬるま湯につけます。洗剤は使わず、手洗いします。ぬるま湯ですすぎ、布で拭き乾かします。

●漆塗装:10分程ぬるま湯につけます。洗剤を使って手洗いします。ぬるま湯ですすぎ、布で拭き乾かします。

●ウレタン塗装:水にしばらくつけます。洗剤を使って手洗いしすすぎます。布で拭き乾かします。

漆器のお手入れについて

当店で曲げわっぱをご購入いただいた方の声

ずっと欲しかった曲げわっぱ。お値段が張るので躊躇していましたが、思い切って購入しました。中サイズはちょうどよい容量で、どの年齢層にも使いやすいのではないかと思います。

ウレタン塗装をしてあるとのことで、揚げ物などを入れることができるのも選んだポイントでした。
本当に美しいお弁当箱で、職人さんの技術の高さが伺えます。ほんのり木の香りがするのも癒し効果抜群です。大切に使い続けたいです。

曲げわっぱのイメージ画像