高級な箸に使われている黒檀とは?

高級な箸に使われている黒檀とは?

黒檀(こくたん)は、その美しい黒色と優れた耐久性で知られる木材で、日本を含むアジアの多くの国々で高級品とされています。

特に、黒檀で作られた箸は、その見た目の美しさと実用性から人気が高く、多くの人々に愛用されています。

黒檀とは

黒檀は、主にアフリカや東南アジアに生育するカキノキ科の広葉樹の一種です。その木材は非常に重く、硬く、緻密で、加工が難しいため、家具や楽器、工芸品等によく使用されています。黒檀の木材は、深い黒色が特徴的で、時折見られる細かい縞模様が美しく、人気の理由でもあります。

黒檀のお箸

黒檀の箸の特徴

黒檀の箸には、次の特徴があります。

  1. 耐久性:黒檀は非常に硬く、耐久性が高いことで知られています。日常的に使用しても摩耗や割れが少なく、長期間美しい状態を保つことができます。
  2. 見た目の美しさ:黒檀の箸は、その深い黒色と独特の木目が非常に美しく、高級感を感じさせます。絵柄や加飾がなくとも、特別な場面やおもてなしの際にも相応しい箸としてお使いいただけます。
  3. 手触りの良さ:黒檀の箸は手に持ったときの質感が滑らかで、適度な重量感があります。食べ物を掴むときに安定感があるため、一度使うと黒檀以外使えないという方もいるほど、使い心地の良さが魅力です。

お箸の手入れ

黒檀など天然木が使われている漆塗りのお箸は、お手入れが大変そうというイメージがありますが、実際は以下を守るだけで、綺麗な状態のまま長くお使いいただけます。

  • 使用後は水につけたままにせず、すぐにぬるま湯で洗い、柔らかい布で水気を拭き取ること。
  • 洗剤を使用する場合は、漂白剤や強力な洗剤は避け、中性洗剤で洗うこと。
  • 高温多湿を避け、直射日光の当たらない風通しの良い場所で自然乾燥させること。
お箸の手入れ

まとめ

黒檀の箸は、その高級感と実用性から、日常使いはもちろんのこと、特別な場面でも活躍します。

正しい手入れを行うことで、その美しさと機能性を長く保つことができる点も魅力のひとつです。

自然の美しさと職人の技が融合した黒檀の箸を、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

高翆の黒檀箸

若狭 正八角黒檀
若狭 正八角黒檀 桐箱入
¥7,700(税込)
黒檀材が使われている若狭塗の箸。頭部から箸先まで限りなく正八角形となっていることが特徴です。木地の仕上げから拭き漆仕上げまで、一貫して一人の職人が仕上げております。

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山中 縞黒檀六角 持手三角 (21.5cm/23.5cm)
¥7,700(税込)
重硬で光沢があり美しい縞目を持つ「縞黒檀」を使用した箸。究極の職人技で削り出し繊細な箸先を実現しております。箸の頭部分は三角の形状で転がりにくく、持ち手部分は六角形で手に馴染みやすいように作られております。

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越前 先八角黒檀紫檀夫婦箸 (22cm/23.5cm)
¥6,050(税込)
硬さと丈夫さを兼ね備えた黒檀・紫檀材を使用した夫婦箸。箸の持ち手は金粉と錫粉で仕上げられ、生地の部分には漆で塗装されているので口当たりも良く、上品さとモダンな風合いを持ち合わせております。贈り物・お祝いにも最適な一品です。

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